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REFINE METAL PROJECT
精錬され、ピュアになり、もっと美しくなる = REFINE
「リファインメタル」とは、国内の都市鉱山を再活用した貴金属のこと。
私たちは「リファインメタル」をサステナブル且つトレーサブルなジュエリー素材として普及させ、これまで不透明だった貴金属流通に透明性をもたらすべく、「REFINE METAL PROJECT」という名の啓蒙活動を続けています。
都市鉱山とは
大量に廃棄された携帯電話やパソコンなどの中に含まれる有用な金属資源を、都市に眠る鉱山に見立ててこう呼びます。
日本の都市鉱山は金6,800トン(全世界の埋蔵量の16%)、銀60,000トン(全世界の埋蔵量の22%)にものぼると言われ、世界でもトップクラスの埋蔵量。
資源小国として知られる日本ですが、実は都市鉱山に関して言えば有数の資源国なのです。
金鉱山と都市鉱山
世界平均では、金鉱山を採掘して採れる金の量は1トンの鉱石から約3〜5グラム(リング1本分)。これに対して、例えば廃棄された携帯電話1トンからは150〜200グラムもの金が採取可能とされており、コストの面でも極めて効率的な方法です。
REFINE METAL PROJECTは国内の都市鉱山を循環させ、限りある天然資源を毀損しない持続可能性の高いものづくりを目指しています。
限りある資源
金属資源を採掘できる場所には限りがあり、当然生産量にも限界があります。すでに金や銀については、今後採掘可能な鉱山の資源量よりもこれまでに採掘した資源量のほうが多くなっています。
未開拓の鉱山が新たに発見される可能性もありますが、鉱山開発によって生態系の破壊や水質汚染など自然環境に様々な影響を及ぼすことが考えられるため、環境保全への十分な配慮が求められます。
環境への影響
鉱物資源の品位低下も進んでいます。一般的に採掘される鉱物資源は、地表部分より深層部分の方が品位が低い(貴金属の含有量が少ない)傾向にあります。
鉱物資源の品位の低下は、生産コストの上昇だけでなく、精製に必要となるエネルギーや不純物の増加に伴う環境への影響も懸念されます。
責任ある調達
貴金属は換金性の高さから、時に悪用されてしまうことがあります。例えば、密輸した金塊を国内で換金する脱税行為、窃盗により得た現金で他人名義を用いて貴金属を購入するマネーロンダリングなどです。
2018 年には経済産業省が「犯罪収益移転防止法」で定められている報告義務を怠った地金業者6社に対し行政処分を下すなど、貴金属の悪用は大きな社会問題となっています。
REFINE METAL PROJECTは、貴金属素材の出処から生産過程、販売に至るまで、全工程において適正な管理を行い、ジュエリーの<責任ある調達>を実現します。
業界の皆様へ
これまでジュエリーは、SDGsやサステナビリティなどからは程遠いイメージがありました。近頃になってリサイクルを謳うジュエリーが登場するようになりましたが、何をもってリサイクルとしているのか曖昧な部分が多く、消費者の混乱を招きかねません。
このような課題を解決するために、私たちは「リファインメタル認証」という仕組みを構築し、誰もが同じ基準で再生貴金属を使用できる土壌を整えています。そしてリファインメタルを通じて業界がひとつになり、ジュエリー産業を盛り上げていく未来を心から望んでいます。
これまでの不透明な流通過程を見直し、リファインメタルで透明性の高い貴金属流通を実現させませんか?
一般のお客様へ
実は、貴金属は以前からずっと、繰り返し使用され循環してきました。
天然の鉱山から採掘される貴金属も、都市鉱山を再活用する貴金属も、品質や強度に全く変わりはありません。しかも、ここ日本には十分な量の都市鉱山が眠っていると言われます。
リファインメタルは、国内の信頼できる都市鉱山から調達される安心・安全な貴金属です。
ジュエリーを購入する際には、リファインメタルのマークがあるかどうかを基準に選んでみませんか?
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